この度4月、奈良市美術館にて展覧会を開催いたします。内容は主に抽象絵画展で、油彩・水彩・工芸など、様々な表現で大変バラエティに富んでおります。この展覧会は今回で記念すべき10周年を迎えます。
発起人は、奈良県大和郡山市に在住の画家・安岡英生先生です。安岡美術学校(美大・芸大の受験予備校)を卒業した若者達が、大学卒業後も自分の絵に夢と希望を持ってたくましく成長していくことを願って2000年に立ち上げられました。
『それぞれの ~ 年展』の参加メンバーは、希望に満ちた美大生やアートの道を手探りで進む新人作家等、主に若い世代が中心となっていますが、個展など展覧会の活動経験が大変豊富な熟年作家の方々も加わり、幅広い年齢層で構成されています。
この会の一番の特徴は、芸術のジャンルを絞らずに各自の道を表現・追求して個性を出し合うということと、年齢や経験の差を一切分け隔てず、仲間として同じ空間に作品を並べるという、新しい試みを持つ展覧会であることです。
これは、「芸術は常に平等に在る」という、安岡先生の考えに基づいています。
又『それぞれの ~ 年展』という展覧会名には、絵を描く楽しい心を忘れず、芸術への高い志を持って伸びやかな作品をつくり続けてほしい、という想いが込められています。10周年を迎える今回、新たに奈良市美術館に会場を移したのは、各人の作品数をより多くより大きく発表することで、今後の更なる発展を遂げる第一歩にしたいという意気込みからです。
『それぞれの ~ 年展』は、2000年に大阪のギャラリーで第一回目を開催しました。 三年目から、地元の若い世代や子供達に展覧会を気軽に楽しんでいただきたいと思い、やまと郡山城ホールで開催してきました。又この会の少数メンバーでいくつかのグループ展も開きました。
一般に美術は大人だけが楽しむもののように思われがちですが、感受性の高い子供の頃から様々なジャンルに触れることで興味を持ち、親しむようになればとても素晴らしいことだと思います。
私達は、私達自身がそれぞれの芸術を盛り上げていきたい、さらには奈良の芸術を盛り上げることに繋げたいという夢と希望を持って活動しております。まだまだ未熟ではありますが、様々な経験を積み、絆も深まり展覧会自体も成長してきたと自負しております。平城遷都1300年・奈良、歴史ある平城宮跡のそばで、子供から大人まで多くの方々に楽しんでいただけたらと思っております。
そんなそれぞれの想いを乗せたそれぞれ展に是非ご来場くださいませ。お待ちいたしております。










